可愛らしいポップな表紙を見て、初めは子ども向けの絵本だと思っていましたが、
中身は大人も知らない生きものの驚きの生態がいっぱい詰まっています(*^-^*)
図鑑以上に新しい発見が多く楽しめました☆
キリンのあの長い首の骨の数は、人間と同じだったり、
ゴリラも人間と同じように風邪をひいたり、
カンガルーは実は泳ぎが得意だったり、前にしか進めなかったり、
ホッキョクグマの肌は実は黒くて、毛は透明で光を反射して白く見えていること。
キリンの鳴き声は『モウ』で、牛と一緒だったり、
クラゲが脳みそも、心臓も、血液もない動物なんだと知って、
子どもは『じゃあ、どうやって生きているの?』と不思議そうでした笑
動物、虫、爬虫類、海の生き物まで、幅広い生き物の、
知られざる生態がポップな絵と、カラフルなページで、紹介されています。
子ども以上に大人も楽しめる絵本です(*^^)v
生き抜いていくために、あらゆる工夫や進化があり、絶妙なバランスで、
それぞれが補い合いながら、この世界は出来ているんだと実感します。
図鑑にも載っていない、生きものの不思議を学べる絵本です☆彡
《著者紹介》
文:エマ・ドッズ
イギリスのケント州在住の編集者・作家。児童向けの作品に関わることも多く、イギリスの出版社エグモントから絵本を出版している。
絵:マーク・アスピナール
イギリスを拠点に活躍するイラストレーター。Time Out、Wired Magazineなどの雑誌や、さまざまな書籍で活躍している。
訳:福岡伸一
1959年東京生まれ。生物学者。ベストセラー『生物と無生物のあいだ』(偕成社)、
『動的平均』(水楽舎)ほか、”生命とは何か”を分かりやすく解説した著書を多数執筆している。ヒュー・ロフティングを敬愛し、新訳版の『ドリトル先生航海記』(新潮社)など、子どもたちに向けた著書も執筆している。絵本の翻訳には『ライフタイム いきものたちの一生と数字』(ポプラ社)などがある。
※絵本より引用
【文:エマ・ドッズ 絵:マーク・アスピナール 訳:福岡伸一 出版社:ポプラ社】