子どもが天気を予測できる、お天気観察絵本です。
明日のお天気は晴なのか?曇りなのか?雨なのか?
それは前日の空や雲、風の向きを観察することで予測することができます。
前日の夕焼けがきれいなら、明日は晴れる。
逆に朝焼けが綺麗なら、お天気は雨になるかも。
雨上がりの夕方に虹が出たら、夕焼けと同じで明日は晴れになる。
空だけでなく、足元の草があさつゆに濡れていたら、やがて晴れる証拠。
雲はどうだろうか?
山の上にかぶとのような雲が見えたら、あまり風が強くないということ。
今のいいお天気が続きますよという証拠。
山の上に傘のような形の雲がかかったときには、風が強くて、この先雨が降るかもしれない。
夜の星空からもお天気を予測できる。
夜空に星がキラキラとまたたく日は、明日は風が強くなるよというサイン。
お日様や月の周りに丸い虹のような光の輪っかができると、
曇りから、雨が降る証し。
それからいつもより遠くの音が近くに聞こえる日は、雲が低く、まもなく雨に
なるサイン。
空を見上げ、風を感じ、耳を澄まし、自分の五感を使って、
お天気を予測する面白い絵本です。絵が写真のように美しく、
あぁこんな空、こんな雲、見たことあるあると、大人も読んでいて楽しい(*^-^*)
毎朝、夜明け前に起きている子どもは、毎日カーテンを開けて日の出を見て、
朝焼けで天気を確認しようとしていますが、
『あっ!今日はきれいな夕焼けだ!』
夕焼けと朝焼けの違いがまだ分からない様子。
まずは方角から伝えなくては^^
お天気は西の空から変わっていくこと、太陽は東からのぼり、西に沈むことを。
季節によって、雲の形も変化し、これから冬は空気が乾燥するので、
夕焼けや朝焼けが特にきれいに見える季節。
空をいっぱい見上げたくなる絵本です(*^^)v
【作:野坂勇作 監修:根本順吉 出版社:福音館書店】
あしたのてんきは はれ? くもり? あめ? (かがくのとも絵本)