★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

あしたのてんきははれ?くもり?あめ?

 

子どもが天気を予測できる、お天気観察絵本です。

 

明日のお天気は晴なのか?曇りなのか?雨なのか?

 

それは前日の空や雲、風の向きを観察することで予測することができます。

 

前日の夕焼けがきれいなら、明日は晴れる。

 

逆に朝焼けが綺麗なら、お天気は雨になるかも。

 

雨上がりの夕方に虹が出たら、夕焼けと同じで明日は晴れになる。

 

空だけでなく、足元の草があさつゆに濡れていたら、やがて晴れる証拠。

 

雲はどうだろうか?

 

山の上にかぶとのような雲が見えたら、あまり風が強くないということ。

 

今のいいお天気が続きますよという証拠。

 

山の上に傘のような形の雲がかかったときには、風が強くて、この先雨が降るかもしれない。

 

夜の星空からもお天気を予測できる。

 

夜空に星がキラキラとまたたく日は、明日は風が強くなるよというサイン。

 

お日様や月の周りに丸い虹のような光の輪っかができると、

 

曇りから、雨が降る証し。

 

それからいつもより遠くの音が近くに聞こえる日は、雲が低く、まもなく雨に

 

なるサイン。

 

空を見上げ、風を感じ、耳を澄まし、自分の五感を使って、

 

お天気を予測する面白い絵本です。絵が写真のように美しく、

 

あぁこんな空、こんな雲、見たことあるあると、大人も読んでいて楽しい(*^-^*)

 

毎朝、夜明け前に起きている子どもは、毎日カーテンを開けて日の出を見て、

 

朝焼けで天気を確認しようとしていますが、

 

『あっ!今日はきれいな夕焼けだ!』

 

夕焼けと朝焼けの違いがまだ分からない様子。

 

まずは方角から伝えなくては^^

 

お天気は西の空から変わっていくこと、太陽は東からのぼり、西に沈むことを。

 

季節によって、雲の形も変化し、これから冬は空気が乾燥するので、

 

夕焼けや朝焼けが特にきれいに見える季節。

 

空をいっぱい見上げたくなる絵本です(*^^)v

 

【作:野坂勇作 監修:根本順吉 出版社:福音館書店

 

 


あしたのてんきは はれ? くもり? あめ? (かがくのとも絵本)