★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

ゆきがやんだら *酒井駒子

来週からぐんと気温が下がる予報ですね🥶

 

北海道では今年は15年ぶりに積雪がないとこの間ニュースがあり、

 

今年は暖冬なのかな?と思っていましたが、

 

来週から気温が下がるようです。

 

最近は図書館へいくと、クリスマスの絵本の特設コーナーがあったり、

 

私も冬の絵本に目が行き、たくさん借りて来ました。

 

今日は、大好きな酒井駒子さんの『ゆきがやんだら』を紹介します。

 

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ゆきがやんだら

うさぎの男の子が、朝起きると、ママがまだ寝ていていいよ。

 

今日は雪で幼稚園がお休みなったからと。

 

うさぎの子は、雪がうれしくて、パジャマのまま外へ出ようとします。

 

ママには雪がやむまではおうちにいなさいと言われ、ママがおさらを洗っている間に

 

こっそり秘密でベランダにでて、ゆきのお団子を作って遊びました。

 

そのあとママと一緒にベランダに出たら、車も人も通ってなくて、

 

真っ白な雪景色。それを見て、世界にママと僕の2人だけみたいと

 

感激します。晩御飯を食べたあと、外を見ると、

 

もう雪がやんでいました。ママにお願いして、

 

夜雪の中で少しだけ遊ぶことを許してもらい、

 

真っ白なフワフワの雪の上に、足跡をつけて、雪のおばけを作って夢中で遊ぶお話。

 

子どもの時にやってみたいことが、全部詰まった絵本です。

 

まっさらな雪の中に、足跡をつけるときの興奮。

 

夜の中、みんないないなか自分だけ遊んでいる特別感。

 

幼稚園がお休みで、少し残念だけど、いつもと違う日常にワクワクする気持ち。

 

子どもの時のあこがれを叶えてくれる一冊です。

 

子どもがマネしたいと言いそうな絵本ですが、夢があっていいなと思います。

 

冬にお勧めしたい絵本です。幼児向けになります★

 

 《著者紹介》

 酒井駒子

 絵本作家。著書に『よるくま』(偕成社)、『ぼく おかあさんのこと・・・』

(文溪堂)など多数。『きつねのかみさま』(作:あまんきみこ ポプラ社)で

 第9回日本絵本賞、『金曜日の砂糖ちゃん』(偕成社)で2005年ブラティスラバ

 世界絵本原画展金牌賞を受賞。絵本のほか、書籍の装画など幅広い分野で活躍中。

 ※絵本より引用

 【作・絵:酒井駒子 出版社:学研】

 

 

 

 


ゆきがやんだら (学研おはなし絵本)