うちにも小さなかいじゅうがいます笑
というお母さんも多いことでしょう。
ちなみに、うちにもかいじゅうが一人おります笑
『かいじゅうたちのいるところ』の面白いところはそこです!
ママの共感と、子供の共感をどちらも得て、かいじゅうのような時の
わが子も可愛く、チャーミングに思える一冊です!
そして子どもからすると、自分が怪獣になって大冒険する夢がいっぱい詰まっており、
ワクワク、ハラハラしながら、クタクタになるまで気が済むまで、思いっきり遊んで、
最後は、ママの作った食事の美味しい匂いがしてきて、
ママが恋しくなって、おうちに戻ってくるお話なので、
毎日、怒られることもあるけど、やっぱりママが一番って思える一冊になっています。
親子の仲を再確認させてくれるような、背中から大きく包み込んでくれるような、
やさしい、あたたかい気持ちになります。
『かいじゅうたちのいるところ』は親子の絆を強くしてくれるような絵本です。
名作絵本でよく紹介されていますが、ずっと愛される理由がそこにあるのではと
考察します。どの親子にも経験したことがある気持ちを、
ユーモアたっぷりに描いています。
わが子に読み聞かせていると、でてくる怪獣さんたちを見て、
『これは牛だよね』とか、
『サイに髪が生えている』とか、『鳥みたいだね』とか、
この世に存在しない怪獣さんですが、どことなく何かに似ていて、
親近感を覚えるようで、子どもも怖くない、愛着を持てる
可愛らしい怪獣たちです😍
幼児からおすすめの絵本です!いたずらっ子にお勧めの一冊です★
《著者紹介》
1928年ニューヨークのブルックリンにポーランドからのユダヤ人移民の子として生まれる。コミックやウインドーディスプレイの仕事をした後、子どもの本の作家・画家
となる。1963年に出版された『かいじゅうたちのいるところ』で1964年コールデコツト賞、1970年には国際アンデルセン賞と数々の絵本賞を獲得している。
オペラやミュージカルの舞台装置、衣装なども手掛け、さらに、絵本『かいじゅうたちのいるところ』の映画化など、その幅広い才能は世界の注目をあびている。
※絵本より引用
【作:モーリス・センダック 訳:じんぐうてるお 出版社:富山房】
映画版もこちらに紹介しておきます('ω')ノ