★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

だれのじてんしゃ  *高畠 純

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自転車は人の乗り物という概念を、楽しい発想で崩してくれる絵本。

 

ボディーが長い自転車に、とっても小さな自転車だったり、

 

2つの車輪はあるけど、ペダルとハンドルがない自転車だったり、

 

ハンドルが段違いに2つ付いていたり、

 

これは誰の自転車だろう?思いを巡らせながら、

 

1ページ1ページをめくるのが楽しい。

 

自転車の胴が長くて、足は短そうな生きものが乗る自転車が丘の上に。

 

誰が乗っている自転車だろう?

 

ページをめくると、

 

ワニさんの自転車でした。

 

ワニさんがもしも自転車に乗ったら、こんな感じなんだと感心してしまう。

 

モグラさんが地下トンネルを自転車で走って出口につくと、

 

とっても小さな小さな自転車が。

 

ハンドルも、ペダルも、サドルもない。

 

真ん中で二つ折りになるような形の自転車が。

 

これはだれの乗る自転車かな?

 

シャクトリムシ

 

身体を上手に折り曲げながら、坂道もスイスイと上がっていく。

 

手がなくても、足がなくても、上手に自転車を乗っている。

 

次の自転車はサドルもペダルも一つだけど、

 

ハンドルだけは段違いで2つある自転車。

 

これはだれが乗る自転車かな?

 

カンガルーさんの親子が一緒に乗る自転車でした。

 

親子で仲良くツーリング。

 

生きものの身体の特長を生かした、不思議な形の自転車が次々に登場し、

 

ページをめくるたび、次は誰だろう?とワクワクしてきます!

 

文字数も少なく、幼児も十分楽しめる絵本ですが、

 

色んな動物は、虫の知識がありながら、想像する力が育った、

 

小学校低学年ぐらいでもいいかな?と個人的に思いました!

 

大人になると逆に頭が固いせいか、ことごとく答えを外しましたwww

 

親子でクイズを出し合いながら、絵本の時間を楽しめます!

 

【作・絵:高畠純 出版社:フレーベル館

 

 


だれのじてんしゃ (新創作えほん)