★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

いっしょだね いっしょだよ  *きむらだいすけ

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”いっしょだね”って何か共通のものを共有できたときの喜びは計り知れない。

 

親子だと似ていることがうれしい時期と、ちょっと恥ずかしくて反発したくなる時期もある。

 

歳を重ねるごとに、親子はまた瓜二つのように似てくる。

 

一緒なことに、安心したり、心が温かくなってり、うれしくなったり、時には反発したり。

 

キリンの親子のながい首と、子どもの少しながい首、いっしょだね、いっしょだよ。

 

かばさんの親子の大きな口と、小さなお口が一緒にあくびをする。

 

ぞうさんの親子の、長いお鼻と、子どものちょっと長い鼻。

 

ミーアキャットがみんな同じ向きに向かって立っている姿。

 

ライオンのお父さんのしっぽに、じゃれて噛みつく小さなライオンの子はもうすでに、

 

お父さん譲りの立派なハンター。

 

シマウマの親子は、親子そっくりの縞柄で草原を闊歩する。

 

みんな親子は、よく似ている。

 

身体のつくり、模様、行動までそっくりです。

 

いっしょだね、いっしょだよという呼びかけが、親子の読み聞かせに心地よく、

 

子どもと同じもの、同じ時間を共有する喜びを教えてくれる一冊です。

 

私と子どもはどこが似ていて、一緒かな?と話しながら読み聞かせしました。

 

そしてこの絵本の全ページに、ある生き物が隠れているのを探すのも、

 

見どころの一つです。

 

こちらも親子かな?夫婦かな?

 

動物のインパクトのある絵と、温かみのある短い言葉が織りなす、

 

親子のかけがえのない時間が描かれています(*^-^*)

 

2歳ぐらいからの読み聞かせ、もしくは幼児の初めて一人で読む絵本におすすめの

 

一冊です☆

 

【作:きむらだいすけ 出版社:講談社

 

 

 


いっしょだね いっしょだよ (講談社の幼児えほん)