★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

へんしんトンネル  *あきやまただし

f:id:kiko_book:20211007084550j:plain

 

子どもに大うけした絵本!

 

読み聞かせしている大人も一緒に楽しめる一冊です!

 

ふしぎなトンネルで、このトンネルをくぐると、

 

なぜか みんな へんしんしてしまいます。

 

かっぱさんが、ふしぎなトンネルを『かっぱ かっぱ かっぱ かっぱ』とくぐると、

 

勢いよく、何かが走ってきます。

 

『ぱかっ ぱかっ ぱかっ ぱかっ』とげんきな馬がトンネルを抜けました。

 

カッパさんはどこへ?

 

お次は、とけいさんが・・・・

 

『とけい とけい とけい とけい』とつぶやきながらトンネルにはいると・・・

 

さぁ、とけいさん、なににへんしんするかな??

 

トンネルの中から『けいと けいと けいと けいと』という声とともに、

 

毛糸さんが出て来ました。

 

時計さんから毛糸さんにへんしんです!

 

今度は『こらっ こらっ こらっ』とおこった人がトンネルにはいっていきます。

 

何にへんしんするのかな? 

 

今度はらっこさんが・・・

 

「らっこ らっこ らっこ」とトンネルから抜けて来ました。

 

お次はえりちゃんが、へんしんトンネルに挑戦です!

 

『えり えり えり えり えり』と元気に手を振りながら歩いていきます。

 

すると・・・・えりちゃんが・・・・

 

『りえ りえ りえ りえ りえ』という声が聴こえてきます。

 

どうやら、えりちゃんは、りえちゃんにへんしんしたようです。

 

お次は・・・向こうからゴリラさんが胸を叩きながらやってきます。

 

『うほ うほ うほ うほ』と言いながらトンネルの中に入っていくと、

 

おや、いつのまにか外は真っ暗。 夜になっています。

 

トンネルの中から『ほう ほう ほう』とふくろうさんが出て来ました。

 

明日は誰が何に、へんしんするのかな?

 

短い言葉を繰り返すリズムが子どもはとにかく大好きです。

 

そしてトンネルを通るたびに、言葉が逆さ言葉になって、

 

別の意味になったり、クイズみたいでページをめくる楽しみがあるようです!

 

 他にもないかな? とへんしんできる言葉を子どもと一緒に見つけるのも楽しいですね。

 

《著者紹介》

作:あきやまただし

1964年、東京に生まれる。 東京芸術大学デザイン科を卒業。 「ふしぎなカーニバル」

(講談社)で第14回講談社絵本新人賞を、「はやくねてよ」(岩崎書店)で‘95日本絵本大賞を受賞。 ほかに「うみキリン」「とんとんとん」(金の星社)、「まめうし」シリーズ、「ひまわに」シリーズ(PHP研究所)、「たまごにいちゃん」シリーズ(すずき出版)、「パンツぱんくろう」シリーズ(講談社)、「はなかっぱ」シリーズ(メディアファクトリー)などの絵本がある。

※絵本より引用

 

【作・絵:あきやまただし 出版社:金の星社

 

 
へんしんトンネル (新しいえほん)