時々、お手紙が届くと今も嬉しい気持ちになります。
なぜでしょう?
手書きの温かみや、便せんや封筒、切手を選ぶ時間、ポストまで投函しにいく時間、
相手を想って行動してくれた時間があるからかもしれません。
便利な時代で、手紙を書く習慣がだんだんと少なくなってきましたが、
子どもには手紙を書く習慣を身に着けて欲しいなと思っています。
こちらの絵本はとにかく可愛らしくて、誰から手紙が来るのかワクワクします。
はなちゃんは手紙が大好き。毎日ポストを見るのが楽しみです。
黒と白い模様に封筒に、牛乳のシールが貼ってあります。
誰からの手紙でしょう?
もちろんウシさんからのお手紙です。
お次は縞々模様の封筒に、ニンジンのシールが貼ってあります。
これはシマウマさんからの手紙。
もこもこふわふわの封筒に、毛糸のシールは、ひつじさんからの手紙。
ポストからはみ出る程の大きな手紙は、鼻の長~いぞうさんからの手紙。
小さな小さな赤封筒に、黒い水玉模様の手紙は、テントウムシさんから。
手紙も虫メガネで読みます。
今度ははなちゃんが、みんなにお手紙を書く番です。
手紙にはその人の個性が現れます。メールでは伝わらない、その人の良さが、
滲み出ていて、素敵ですね(*^-^*)
この絵本を読んで、どうか子どもには手紙を書くことを厭わない人に
なって欲しいなと思いながら読み聞かせしました。
2歳ぐらいからの読み聞かせにぴったりの一冊です☆
【作:えがしらみちこ 出版社:小学館】