★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

まいにち まいにち たんじょうび

 

5歳の誕生日を迎えたいっこちゃん。

 

家族みんなにお祝いしてもらい、美味しいケーキを食べて、プレゼントをたくさん

 

もらって、うれしくて、たのしい、一日を過ごしました。

 

お誕生日がおわったあと、お父さんとお母さんにお願いしました。

 

”『まいにち、おたんじょうびして!』”

 

お母さんは、いっこちゃんが毎日手作りケーキを作るのならいいよ!と約束しました。

 

いっこちゃんは次の日食パンと、イチゴジャム、いちごで、食パンケーキを一人で

 

つくりました。

 

おかあさんはロウソクを6本立てて、お祝いしました。

 

いっこちゃんはなんで5歳なのにロウソクが6本なの?と不思議に思いました。

 

毎日誕生日ということは、年齢も毎日1歳ずつ大きくなるということ。

 

それから数日いっこちゃんは、毎日ホットケーキとバナナのケーキを作ったり、

 

レーズンの蒸ケーキを作ったり、たった一人でケーキをつくり、

 

お母さんとの約束を守りました。

 

プレゼントもエプロンや、調理器具など、コックさんになったみたいです。

 

でも年齢がどんどん増えていて、しまいにはロウソク100本になるんじゃないかと

 

いっこちゃんは想像し、もう誕生日はしないと言いました。

 

お母さんはじゃあこれから、一緒にごはんも作ってみようと言い、

 

いっこちゃんは、ごはんのおかずをお母さんと一緒に

 

作るようになりました。自分専用のエプロンと調理器具を使って、

 

まるで小さなお母さんみたい。

 

私も幼い頃毎日ケーキを食べたくて、毎日誕生日ではないけれど、

 

将来は絶対ケーキ屋さんになりたいと思っていました。

 

そしたら毎日ケーキが食べられるからと。

 

母には、時々食べるから美味しいのよと言われた懐かしい記憶が蘇りました。

 

いっこちゃんのお母さんは娘の願いを断らず、毎日きちんとお誕生日をお祝いし、

 

プレゼントまで用意しますが、おもちゃとかではなく、

 

料理やお菓子作りに欠かせないエプロンや、調理器具などの

 

本物の道具(おままごとではなく)をプレゼントし、

 

決して甘やかしているわけではなく、むしろ試練を与えながら、

 

いっこちゃんの成長を一緒に時間と、心を使いながら、

 

ゆっくりと見守っているところに、深い愛情を感じます。

 

お母さんの”生まれて来てくれてありがとう”の娘を愛する気持ちが、

 

まいにち、おたんじょうび。というタイトルに繋がっているように思います。

 

いっこちゃんが一人で作ったケーキは、子どもも一緒に絵本を読みながら挑戦してみたい

 

、実際に挑戦してみたら出来た!という好奇心と自信を得られそうです(*^-^*)

 

《著者紹介》

作:正高もとこ(まさたかもとこ)

1958年京都市生まれ、愛媛県で育つ。大阪大学人間科学部在学中に半年間、海外での遺跡発掘作業に参加。土器に描かれた模様や絵に魅せられ、卒業後、染色をはじめる。

国宝の「鳥獣人物戯画」を模写し、描きはじめた墨彩画で、1冊目の絵本「くものわたあめ」(福音館書店/こどものとも)を刊行。絵本の作品に、「おひさまは ともだち」「いーくつ いくつ わたしは いくつ?」(福音館書店/こどものとも)、『がまと うさぎの もちあらそい』(くもん出版)、『つばめのピーちゃん』(岩崎書店)がある。地域の公民館や児童館で、子どもたちに絵本を読み、いっしょに楽しんでいる。愛知県在住。

※絵本より引用

【作:正高もとこ 出版社:偕成社

 

 

 


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