★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

とらっく とらっく とらっく

この絵本の絵を描かれているのが、山本忠敬さんなのですが、

 

山本忠敬さんの手掛けた絵本を結構図書館で貸りたり、実際に購入しています。

 

絵に奥行きがあって、ちゃんと乗り物がどのぐらいスピードが出ているのか、

 

躍動感が感じられ、絵本の世界にグーンと引っ張れるような引力を感じます。

 

f:id:kiko_book:20201201091801j:plain

とらっく とらっく とらっく

 

『とらっく とらっく とらっく』は、その名のとおり、トラックが主人公です。

 

トラックの一日が描かれていて、道路で色々な働く車と出会います。

 

道路工事をしている付近では、ダンプカーやミキサー車、ショベルカー。

 

高速道路でスピードを出しすぎてしまい、白バイに捕まったり、

 

救急車やパトカーと途中すれ違いながら、最後は曲がりくねった、

 

山道を走りながら、トラックの一日が終わってゆきます。

 

トラックが主人公ですが、途中たくさんの働く車も登場するので、

 

車好きのお子さんにはたまらない一冊かなと思います。

 

内容を楽しめるようになるのは幼児からがおすすめです。

 

そして、この絵本の最後のページには道路標識が18個紹介されており、

 

交通ルールの勉強にも一役かっています🤩

 

《著者紹介》

文:渡辺茂雄(わたなべしげお)1928~2006

  静岡県に生まれた。慶応義塾大学卒業。

  アメリカのウェスタリザーブ大学大学院をおえ、ニューヨーク公共図書館

  児童部に勤務。元慶応義塾大学文学部図書館学科教授。創作には、

  童話『もりのへなそうる』、絵本『しょうぼうじどうしゃ じぷた』

  『くるまはいくつ』、『くまくんの絵本』シリーズ(以上福音館書店)など。

  主な訳書には、『かもさんおとおり』『どろんこハリー』、

  『エルマーのぼうけん』(以上福音館書店)共訳に『児童文学論』(岩波書店

  など多数。

 

絵:山本忠敬(やまもとただよし)1916~2003

  東京に生まれた。東京美術学校図案科卒業。

  横浜シネマで漫画映画の製作にたずさわったのち、乗り物絵本の第一人者として

  活躍。絵本の仕事に、『しょうぼうじどうしゃ じぷた』『のろまなローラー』

  『とべ!ちいさいプロペラき』『はたらくじどうしゃ1~4』

  『ずかん・じどうしゃ』、『しゅっぱつしんこう!』『かじだ、しゅつどう』

  『ひこうじょうのじどうしゃ』『ぶーぶーじどうしゃ』『機関車・電車の歴史』

  (以上福音館書店)など多数。

   ※絵本より引用

  【作:渡辺茂男 絵:山本忠敬 出版社:福音館書店

 

 


とらっく とらっく とらっく