★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

ベーコンわすれちゃだめよ! *パット=ハッチンス

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子どもがこの本が大好きで、ずっと読んでいる間爆笑しています。

 

絵本を読んでいる時に、なかなか爆笑する絵本ってないのですが、

 

読んだあとも『もう一回読んで』とせがむほど、

 

子どもにとって笑いのツボのようです。

 

絵本の内容はというと、ひとり伝言ゲームのようなお話で、

 

お母さんにいくつかおつかいを頼まれて、出かける男の子が、

 

頭の中で買ってくるものを忘れないように復唱していうのですが、

 

その内容がどんどん変化していくお話。

 

男の子はお母さんに、『うみたてのたまごが6個と、お茶にいただくケーキと、なしをひとやま買ってきてね。それからベーコン忘れちゃだめよ。』と言われます。

 

途中道を歩いているうちに、男の子の頭の記憶が書き換えられていきます。

 

ふとい大根6本と、ぼくにいただくケープと、はしごだんをひとやまと、

 

ベーコン忘れない。とその内容がページをめくる度に変化していきます。

 

最後までベーコンは忘れていなかったのに、結局ベーコンだけ買い忘れてしまうという

 

オチなのですが、子供はとてもツボだったようで、大好きな絵本です。

 

とてもユーモアにあふれた視点で描かれている絵本です!

 

《著者紹介》

作者:パット=ハッチンス

イギリスのヨークシャーに生まれる。リーズ美術専門学校でイラストレーションを専攻。処女作『ロージーのおさんぽ』以来、『ティッチ』『おやすみみみずく』『風のいたずら』(ケイトグリナウエイ賞受賞)等、一作毎に新境地を開き、絵本作家として高く評価されている。

 

訳者:渡辺茂男

1928年静岡県に生まれる。慶応義塾大学を卒業後、渡米してウェスタリザーブ大学大学院をおえ、ニューヨーク公共図書館に勤務。慶応義塾大学教授を経て、現在は子供の本の仕事に専念。創作に『金色のひばり』『寺町三丁目十一番地』(厚生大臣賞・サンケイ児童出版文化賞受賞)訳書に『どろんこハリー』『エルマーのぼうけん』『ロージーのおさんぽ』等がある。2006年11月没。

※絵本より引用

【作:パット・ハッチンス 訳:渡辺茂男 出版社:偕成社

 

 

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ベーコン わすれちゃ だめよ! (世界の絵本)