★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

いたずらかいじゅうビリ~! *ハッチンス

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いたずらかいじゅうの家族がみんなでテーブルゲームをしていると、

 

赤ちゃんのビリーが、僕もやりたい!とゲームに乱入。

 

ゲームばんを放り投げて、カードを投げ飛ばし、ゲームどころじゃないほど、

 

大騒ぎに発展。

 

姉のヘイゼルは、もうこれじゃゲームにならないと、

 

今度はお人形遊びを静かに始めました。

 

すると、ビリーはぼくもやりたい!と泣き出す。

 

お人形のおうちをビリーに貸してやると、

 

人形の家をひっくり返して、落ち着いて遊べません。

 

姉のヘイゼルは今度は、しきりなおして、積み木遊びを始めました。

 

するとまたビリーがぼくもー!と泣き出します。

 

もちろん、積み上げていた積み木もすべて壊れてしまいました。

 

姉のヘイゼルは電車ゴッコをしようっと、新しい線路のおもちゃを出して、

 

線路を組み立てていると、またしてもビリーは、ヘイゼルのやっていることを、

 

マネして、同じ遊びをしたくて仕方がありません。

 

ビリーはまたまた、せんろをこわし、電車もバラバラにしてしまいました。

 

姉のヘイゼルは考えました。

 

おもちゃばこの中で、目をつぶって寝始めると、

 

ビリーは僕も~と、おもちゃ箱の中で眠り始め、

とうとう深い眠りに落ち、部屋はようやく静かになりました。

 

姉のヘイゼルは、そうだ今のうちと言わんばかりに、

 

電車のおもちゃ、積み木、お人形の家を元通りに直すと、家族と一緒に

 

テーブルでゲームの続きを始めましたというお話です!

 

子育てあるある、兄弟あるあるが満載!

 

ビリーぐらいの年ごろの子は毎日本当に元気がありまっていて、

 

小さなかいじゅうのようです笑

 

ビリーは家族を振り回しているようで、大事な成長を遂げています。

 

マネ遊びだったり、作ったものを壊すという作業も子どもにとっては

 

大事な遊びなんですよね!

 

誰もが通る道、すでに通った道、最後おもちゃ箱で、本当に

 

眠ってしまうビリーが愛らしく、かわいいです。

 

《著者紹介》

作:パット・ハッチンス

イギリスのヨークシャーに生まれる。

リーズ美術専門学校でイラストレーションを専攻。処女作『ロージーのおさんぽ』以来、『風がふいたら』(ケイト・グリーナウェイ賞受賞)『おたんじょうびおめでとう!』など、フレッシュでユニークな作品を生み、世界的に高く評価されている。

 ※絵本より引用

【作・絵:パット・ハッチンス 訳:乾 侑美子 出版社:偕成社

 

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