★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

がっこうだってどきどきしてる

 

最近建てられたばかりの新しくピカピカの建物は、

 

自分ががっこうという建物だということを知った。

 

でも、まだ生まれたばかりだから、がっこうがどんなところか知りません。

 

教室の中をそうじしている用務員さん。

 

がっこうは用務員さんが住む場所なんだと思っていました。

 

用務員さんは、もうすぐたくさんの子どもたちがやってくるよと話しました。

 

がっこうはどんなお友達が来るんだろう?

 

何人くるのかな?と少し不安になりました。

 

新学期が始まって、用務員さんの言ったとおり、たくさんの子どもたちがやってきました。

 

とてもにぎやかで、がっこうはドキドキしながら子どもたちを見ています。

 

楽しそうに校庭で遊んでいる子や、ふくれっつらの子どもも二人。

 

『つまんないなぁー。がっこう好き?』

 

『きまってるじゃん。だいっきらいだよ。』

 

がっこうは子どもたちの言葉を聞いて胸が痛みました。

 

教室では学校が嫌で泣いている子どもまで。

 

ますますがっこうは落ち込みました。みんなぼくのことが嫌いなんだ。

 

むしゃくしゃしたがっこうは、おとのこに水をかけたり、

 

きもちがトゲトゲしてきて、うっかり非常ベルを鳴らして、

 

こどもたちはみんな外に逃げ出してしまいました。

 

がっこうは反省しました。みんなお願い戻って来て、ごめんねと

 

ひとりひとりに謝りました。

 

お昼には給食になり、とってもいい匂い。

 

午後からの図工の時間に女の子が、学校の絵を描いてくれました。

 

がっこうはとてもうれしい気持ちになりました。

 

ぼくのことをよく見てくれていると思いました。

 

まいにち、こどもたちはべんきょうして、あそんで、わらって、泣いて、

 

時には喧嘩して、おこって、仲直りをする。

 

こんな素敵な建物ってめったにないとがっこうは思いましたというお話。

 

がっこうもこどもたちと同じ気持ちなんだと知った子どもは、

 

がっこうに親近感を覚えたようです。

 

がっこうも好きになってくれるとうれしい気持ちになるんだな。

 

綺麗に使ってくれると、うれしいんだな。

 

べんきょうしているときも、がっこうは一緒に見守ってくれているんだな。

 

となんだか不安だった学校という場所が、急にお友達のように身近な存在に思える

 

絵本です。新学期や新入学生のお子さんに読んでもらいたい一冊です(*^-^*)

 

学校や街並みの家々が、顔のように描かれていて、学校の気持ちが表情でも読み取れます。

 

 

《著者紹介》

絵:クリスチャン・ロビンソン

イラストレーター、アニメーター。ピクサー・アニメーション・スタジオや、セサミ・ストリート・ワークショップでの経験を経て絵本作家に。以後、多くの絵本を手がける。マット・デ・ラ・ペニャと共作の『おばあちゃんとバスにのって』(鈴木出版)は2016年のニューベリー賞を受賞、またはコルデコット賞オナー賞に選ばれる。翻訳絵本にはほかに『ことりのおそうしき』(あすなろ書房)『ガストン』(講談社)などがある。サンフランシスコ在住。

 

文:アダム・レックス

児童書作家。ニューヨークタイムズのベストセラーリスト入りした”Frankenstein makes a Sandwich and The True Meaning of Smekday"をはじめ、多くの児童書を手がける。アダムのはじめての学校は、フェニックスにある「ルックアウト・マウンテン小学校」だった。アリゾナ州ツーソン在住。

 

訳:なかがわちひろ

東京芸術大学卒業。児童書を中心に翻訳者として活躍するとともに、作家・画家として絵本や童話作品を多数手がける。作絵の絵本や童話に『天使のかいかた』(日本絵本賞読者賞・理論社)、『かりんちゃんと十五人のおひなさま』(野間児童文芸賞)『まほろ姫とブッキラ山の大テング』(以上、偕成社)、翻訳絵本に『どうぶつがすき』(日本絵本賞翻訳絵本賞・あすなろ書房)などがある。

 

※絵本より引用

【文:アダム・レックス 絵:クリスチャン・ロビンソン 翻訳:なかがわちひろ

 出版社:WAVE出版】

 

 

 


がっこうだって どきどきしてる

 

 

 

 

 

ねむいねむいねずみと どろぼうたち

 

佐々木マキさんの「ねむいねむいねずみシリーズ」。

 

いつも旅をしているねずみは、ねむくてねむてく仕方がありません。

 

ちょっと休もうと、誰も住んでいないような、ぼろぼろな家を見つけ、

 

床に落ちていた靴下の中に潜り込んで眠り始めました。

 

するとそこに、二人のどろぼうが入って来て、

 

ねずみが寝ている靴下を踏みつけました。

 

ねずみは飛び起き、何やらふたりの男が、盗んできた金貨と宝石の分け前をめぐって、

 

口論している様子。

 

ねずみは、まず自分を踏んづけたふっとちょのどろぼうの左右の靴紐を結びました。

 

するとふっとっちょが歩こうとしたとたら、足が前に出ず、そのまま倒れてしまいました。

 

そのはずみで、金貨や宝石が床に飛び散り、1枚金貨どうしても見つからず、

 

二人は喧嘩を始めます。

 

ねずみは、棚にあったポットをバケツめがけて落としました。

 

すると、2人しかいないはずの家なのに、恐ろしくなって二人は飛び上がると、

 

ランプの火も消え部屋中は真っ暗に。

 

ねずみはそのすきにそっと外へ出て、外からドアをノックします。

 

どろぼうは、警察が来たと思い、窓から逃げていきました。

 

大切な盗んだ宝も全て置いて。

 

ねずみは、ようやくぐっすりと眠りにつき、朝から旅に出かけました。

 

ねずみさん対どろぼうの戦いとなりますが、

 

ねずみさんはどろぼうたちが盗んだ金貨や宝石はまったく興味がなく、

 

ただ静かに眠りたいがために、体をはって戦います。

 

睡魔と戦うのではなく、安眠獲得のために戦うねずみくん。

 

そこがこの作品の面白いところ。

 

眠るという行動への執着がすごい。

 

そしていつも眠りを邪魔する物、人、動物が現れ、ねずみくんが奮闘する作品です。

 

《著者紹介》

作:佐々木マキ

1946年神戸市に生まれる。京都市美術大学中退。マンガ家、イラストレーター、絵本作家。作品に『やっぱりおおかみ』『おばけがぞろぞろ』(以上、福音館書店)、『変なお茶会』『ぶたのたね』(以上、絵本館)、『おばけとどろぼう』『おばけのばむけ』(以上、教育画劇)、『おれはレオ』(理論社)、「ねむいねむいねずみ」シリーズ(PHP研究所)などがある。

※絵本より引用

【作:佐々木マキ 出版社:PHP研究所

 

 


ねむいねむいねずみとどろぼうたち (わたしのえほん)

 

 

エディのやさいばたけ

 

自分の畑をつくってみたいとエディ。

 

ママも、エディの提案に大賛成。みんなでガーデンショップに行って、

 

色々な種と、土と、植木鉢を買い集め、畑づくりの始まりです。

 

野菜は土から、雨から、空気、太陽からたくさんの栄養をもらって大きくなることを

 

知ったエディ。

 

お庭の土を耕し、えんどうまめのたねをまき、

 

ていねいに土をかけていきます。

 

長い枝を集めて、テントのように組うと、秘密基地の完成です。

 

秘密基地の周りに、いんげんの種を撒いて、お水をジョウロでたっぷりと。

 

植木鉢や、ヨーグルトのカップ、空き缶、もう履かなくなった古い靴にも、

 

土をいっぱい入れて、水をたっぷりふくませ、

 

ひまわりに、きんせんか、ブロッコリー、とうもろこし、かぼちゃの種を

 

それぞれに植えていきます。

 

エディは毎日草取りや水やりを欠かしません。

 

やがて芽が出て、ぐんぐんとひまわりも成長し、植木鉢から庭に植えました。

 

さぁ収穫の時が近づきます。

 

畑には毎日たくさんの虫や鳥たちが訪れ賑わいます。

 

朝いちばんに起きて、野菜の収穫です。

 

みんなで育てた、えんどう、にんじん、レタス、とうもろこし、かぼちゃを

 

サンドイッチやパイいしたり、そのままの味を楽しんだり、

 

お庭の畑の前でみんなでピクニックです。

 

ガーデニングの基本が学べ、最後のページには野菜の育て方がそれぞれに記載されていて、

 

野菜や草花を身近に感じられる絵本です。

 

普段スーパーで売られている野菜や、お皿にある食材がどんな種から育ち、

 

どんな風に成長していくか絵本で学ぶことができます。

 

また害虫についてもどうしたらいいか触れており、なるべく農薬などは使わず、

 

例えばナメクジやカタツムリは、お皿にビールを入れて誘引し、溺死させる方法や、

 

レタスなどの葉物野菜にはネットや、カサカサと音がでるテープ状のホイルを使って

 

防御する方法など具体的に野菜を育てる上での心構えや、

 

ノウハウまで具体的に知ることができます。

 

《著者紹介》

作:サラガーランド

英国の絵本作家。ロンドン芸術大学タイポグラフィーを学ぶ。子ども時代よりハーブや植物に関心を持ち続け、多数の子ども向けの本のほか、ハーブ関連の大人向けの著書もある。翻訳された作品(大人向け)に『サラのハーブスパイス図鑑』(福屋正修訳、誠文堂新光社、現在品切)他。絵本の日本での翻訳出版はこれが初めての作品となる。

 

訳:真木文絵(まきふみえ)

童話作家、園芸&野菜エッセイスト、英国王立園芸協会員。アマチュア菜園歴10年以上。自宅の庭、ベランダ、そして市民農園で野菜つくりを楽しんでいる。著者に絵本

『ポットくんのおしり』シリーズ(福音館書店)、園芸本『おいしい菜園 とれたて野菜手帖』(NHK出版)、企画制作本に『からだにおいしい野菜の便利帳』シリーズ(高橋書店)、ほか多数。

※絵本より引用

【作:サラガーランド 訳:まきふみえ 出版社:福音館書店

 

 

 

 

 

 

勇者のツノ

 

化石が語るトリケラトプスのお話です。

 

草食恐竜の中で、一番大きく、最強と呼ばれているトリケラトプスは、

 

唯一肉食恐竜で獰猛なティラノザウルスと戦うことができた恐竜と言われています。

 

化石から、角にティラノザウルスの歯型がついているもの、

 

えりまきをかじられているものが見つかっているようです。

 

化石を元に作られた絵本です。

 

トリケラトプスは集団で動いていました。

 

小さな赤ちゃんや子どもを中心に、周りを大人で囲み、草原を渡り歩いていました。

 

どこから敵がせめてきても守れるように。

 

普段からオスはツノ付き試合をして、誰が一番強いか、力比べをしながら、

 

仲間で切磋琢磨しています。

 

まだ赤ちゃんのトリケラトプスはツノが短く、ほとんどありません。

 

立派なえりまきは健在です。

 

ティラノザウルスの目当ては、トリケラトプスの子どもたちです。

 

手ごわいオスが群れから離れたすきを狙います。

 

子どもが一人群れからはぐれています。

 

するとそれを見つけた子どものティラノザウルスが、トリケラトプスの子どもに向かってきます。

 

危機一髪お父さんが気づき、難を逃れましたが、今度は群れが何頭もの

 

大人のティラノザウルスに囲まれています。

 

トリケラトプスのお父さんは、群れを助けに向かいます。

 

トリケラトプスの群れが一団となってティラノザウルスと正面から

 

戦います。必死で家族、群れ、子どもたちを守ります。

 

化石から生き物の暮らし、生き方が読み取れます。

 

子どもと一緒に想像を膨らませて、恐竜の生きた世界に想いを馳せました。

 

《著者紹介》

作:黒川みつひろ

1954年大阪市生まれ。恐竜や古生物に造詣が深く、恐竜絵本作家として活躍中。現在、東京都練馬区にアトリエを構える。恐竜の講演、ワークショップなどの活動も行う。

主な作品に『恐竜の谷ー小さな恐竜親子の物語ー』『絵巻えほん新・恐竜たち』(こぐま社)、『恐竜の大陸』シリーズ、「たたかう恐竜たち」シリーズ、『恐竜あいうえお』(小峰書店)など多数。化石の痕跡に注目し、想像をふくらませて描いた絵本はこれで2作目。前作に『けがをした恐竜ー化石が語るティラノサウルスの話ー』(こぐま社)がある。(社)日本児童出版美術家連盟会員。

※絵本より引用

【作:黒川みつひろ 出版社:こぐま社】

 

 


勇者のツノ―化石が語るトリケラトプスの話

 

トマトさん

ずっと気になっていた絵本。

 

表紙から、はみだすほどの大きな大きなトマト。

 

トマトってこんな顔していたのかな?なんて立ち止まりながら。

 

夏の太陽に負けないぐらい、真っ赤な顔をしているトマト。

 

でも、トマトだって夏はやっぱり暑い。

 

ミニトマトたちは地面を転がって、草むらを転がって、

 

近くの小川へダイブ。あぁ、冷たくて気持ちいい。

 

大きなトマトさんも地面に落ちた。

 

でも身体が重くてミニトマトのようには小川へ転がれない。

 

じりじりと照り付ける夏の太陽。トマトさんは我慢できずポロポロと泣き出した。

 

トマトさんの涙を見た虫たちや、トカゲがトマトさんの周りに集まり、

 

トマトさんを小川に連れていく大プロジェクトを計画実行。

 

トマトさんはみんなの力で、小川へ無事ちゃぽんと落ちた。

 

どんどん流れにのっていく。トマトさんが水の中に落ちた時の表情が、

 

全力で気持ちいいと叫んでいる。

 

どのページも画面からはみ出るダイナミックなトマトの豊かな表情に、

 

くぎ付けになってしまう。

 

こんなに人を引き付ける絵本は他にないかもしれない。

 

トマトさんと夏のある日のことを、一喜一憂しながら、

 

いつの間にか目が離せなくなってしまう。

 

夏のギラギラ太陽にも負けない、キャラクターが光る作品。

 

《著者紹介》

作:田中清代(たなかきよ)

1972年、神奈川県生まれ。多摩美術大学油画・版画専攻卒。在学中に絵本の制作を始める。絵本に『みずたまのチワワ』(「こどものとも年中向き」1997年8月号)、『みつこととかげ』(「こどものとも年中向き」1999年8月号)、『おいかけて』(「こどものとも年少版」2004年11月号)(以上福音館書店)、『おきにいり』(ひさかたチャイルド)、『おばけがこわいことこちゃん』(ビリケン出版)、『ねぇ、だっこして』(金の星社)、さし絵に『チイコのおとしもの』(ひくまの出版)『佐藤さとる幼年童話自選集』(ゴブリン書房)などがある。

※絵本より引用

【作:田中清代 出版社:福音館書店

 


トマトさん (こどものとも絵本)

 

1日10分なるほど国旗のお話絵本

 

大人の私も国旗を見て、どの国か言い当てることはできても、

 

その国旗が出来るまでの成り立ち、国旗が持つ意味までは知りませんでした。

 

当然のことながら国旗には意味があり、その国の歴史を物語っています。

 

それを子どもにも分かりやすく、簡易的に伝えてくれる絵本です。

 

大人の私にも新しい発見が多く、面白い絵本でした。

 

その国の有名な世界遺産だったり、取れる作物だったり、暮らし、歴史、風土が

 

瞬時にわかるようになっています。

 

また国旗だけでなく、世界地図も表示されているので、その国の位置関係も一緒に、

 

1ページの中で確認できるのが素晴らしいです(*^^)v

 

この絵本にはを書き写して色を塗れるように、塗り絵ブッグが付録についています。

 

好きな色で塗る塗り絵とはまた違い、子どもが国旗を絵本で確認しながら、

 

色を塗り写すことで、集中力を高め、同時に世界の国旗を覚える狙いがあるようです。

 

モンテッソーリ教育の中でも、国旗のぬりえの時間があるそうです。

 

楽しく、頭を回転させながら、手を動かして作業することで、

 

知識を取り込んでいける絵本です。

 

現在200ヶ国超える国がありますが、大きく国旗を紹介しているのは30ヶ国程で、

 

あとは最後のページに一覧で国と国旗がまとめて掲載されています。

 

国旗を知るための導入絵本として最適です☆

 

面白い絵本だっただけに、全部の国の国旗の成り立ちが見てみたいなぁ~と欲が出ました。

 

マークや標識が好きな子や、5,6歳からおすすめの絵本です!

 

対象は3歳~小学生におすすめの絵本となっています。

 

《著者紹介》

作:あきやまかぜさぶろう

画家・作家。1948年長崎県生まれ。日本美術家連盟会員。

日本モンテッソーリ教育綜合研究所美術講師。画業の傍らはじめた、児童絵画指導の体験を活かした「1日10分でえがじょうずにかけるほん」(講談社刊)がシリーズ累計100万部を超えるベストセラーとなる。2014年出版した『1日10分でちずをおぼえる絵本』(白泉社)は、子ども日本地図の大発明として絶大な人気を博している。他にも

「小学生版1日10分日本地図をおぼえる本」(白泉社)など著書多数。

※絵本より引用

【作:あきやまかぜふさぶろう 出版社:コドモエのえほん】

 

 


1日10分 なるほど国旗のお話絵本 ぬりえブック付き (コドモエ[kodomoe]特別企画)

わたしとあなたのものがたり

 

教室に肌が黒いのは私たったひとり。

 

学校で奴隷制度を学んだとき、この場から消えてしまいたい、

 

逃げてしまいたいと思った。

 

でも、今ここで学ぶことができる喜びも実感している。とても有難いことなのだと。

 

肌の色や人種、他人の目にどう映るかを気にするのではなく、

 

自分が世界をどう見ているかにフォーカスしていくことが大切。

 

人生は望めば、望んだとおりに生きていけることを忘れないで。

 

本当の自由は自分の中にだけある。

 

もっと自由に、堂々と、羽ばたいていって欲しい。

 

どんな国にも少なからず差別や区別はある。

 

自分の知らない世界は、人は怖いものだから。

 

怖いから、排除したくなるし、優位に立ちたくなる。

 

人にはみんな個々の役割があって、この世界に生まれているはず。

 

あなたがあなたらしく生きることは、

 

あなたの役割をこの世界で全うすることではないだろうか。

 

と問いかけてくれるような一冊です。

 

小学生以上の子どもの絵本としておすすめします。

 

《著者紹介》

文:アドリア・シオドア

小児科医。本作が児童文学作家としてのデビュー作。アメリカ、ロングアイランドで育つ。片時も手から本を離さないほど読書が大好きな少女だった。現在、ノースカロライナ州ダーラム在住、地元の児童擁護施設に勤務している。

 

絵:エリン・K・ロビンソン

イラストレーター。美術学校でデザインと絵画を学ぶ。作品はニューヨークタイムズ紙などで紹介され、エミー賞のニュース・ドキュメンタリー部門にノミネートされた。現在、ニューヨークとワシントンを行き来しながら仕事をしている。

 

訳:さくまゆみこ

編集者、翻訳者。著書に『エンザロ村のかまど』(福音館書店)など。訳書に『シャーロットのおくりもの』(あすなろ書房)、『わたしは夢を見つづける』(小学館)、

『ローザー』『フローレンス・ナイチンゲール』(光村教育図書)など多数。

※絵本より引用

【文:アドリア・シオドア 絵:エリン・K・ロビンソン 訳:さくまゆみこ

 出版社:光村教育図書】

 

 

 


わたしとあなたのものがたり