★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

幼児におすすめ絵本

かばくん

表紙と裏表紙を広げると、大きなカバの全身が描かれています。 動物園で、朝寝坊のかばくん。11時になって、 亀を連れている少年は飼育員さんだろうか? かばくんに”起きてくれ”と声をかけます。亀くんが、ようやく目を覚ましたかばくんに あいさつをする…

ぐりとぐらの1ねんかん

いつも森の中の動物たちと一緒に、季節を楽しみながら暮らしているぐりとぐら。 そんなぐりとぐらが1年間どんな風に過ごしているのかが描かれている絵本です(*^-^*) 月ごとにまとめられていて、1月は赤色と青色のお揃いのコートに身を包む、 新年をお祝いし…

ぼくだけのこと

”ぼくだけのこと” ”わたしだけのこと”みんなは何を思い浮かべるだろう? 足が速いとか?自転車に乗れるとか?逆立ちができるとか?ピーマンが好きとか? ようたくんの”ぼくだけのこと”は? 兄弟にはない、えくぼが右のほっぺにだけあること。 家族の中で、ぼ…

いろとりどり

毎日何も起こらないと退屈していたカラスたち。 そこへ見たこともないような、色とりどりの鳥が目も前に現れた。 カラスたちは物珍しそうに、カラフルな鳥の周りを囲んだ。 元気がないカラスたちに、いろとりどりは、 幸せに理由なんてないさ!と一緒に歌っ…

る    *さいとうしのぶ

子どもとしりとりをしていて、いつも困る『る』の音。 ルーレット、ルビー、るすばんでんわ、ルービックキューブ、ルアー、 頑張って絞り出しも、これだけしか出ない。 この絵本には、『る』から始まる言葉がたくさん登場します。 しりとりはかせと、なかよ…

となりのまじょのマジョンナさん

となりに引っ越してきた魔女のマジョンナさん。 黒い服を着て、コウモリやほうき、ヘビや雲の巣も、普段気味が悪いものも、 マジョンナさんがいると、不思議と愛らしくユニークに見えるから不思議。 マジョンナさんは魔女だけどしっかり挨拶をしてくれるし、…

アナベルとふしぎなけいと

真っ白な雪の世界。白と、鉛色の空に囲まれた小さな町で、 アナベルは小さな箱を拾いました。 中をのぞくと、色とりどりの毛糸がありました。 アナベルはさっそく自分の着るセーターを編み、犬にも服を編み、散歩にでかけました。 毛糸はまだ残っています。 …

金のおさら  *バーナデット・ワッツ

イザベルとエリー大の仲よし。 お互いのおうちを行き来し、いつもドールハウスでお人形遊びするのが楽しみです。 エリーは赤い屋根の三階建てのドールハウスを持っています。 家具や装飾もすばらしくて、イザベルはその中でもお部屋の壁に飾っている金のおさ…

おひさまのたまご

森に住む踊りが大好きな妖精さんが、ある日森の奥で、 オレンジ色をした、大きなたまごを見つけます。 どんな動物のたまごなんだろう? 誰も見たことがありません。 妖精は、これはきっと太陽が産み落としたたまごなのだと思いました。 太陽の赤ちゃんが生ま…

みつばちさんのティールーム

毎日15時にオープンする、みつばちさんのティールーム。 パイにケーキ、タルトにエクレア、色とりどりの美味しいお菓子と、 お茶や飲み物を一緒にいただける人気のお店です。 お店の外には開店前から、たくさんの行列ができています。 お店のキッチンでは…

雲のてんらん会   *いせひでこ

絵本の四角の中に広がる空。 空の展覧会。その絵は時間ごとに変化する。同じ絵はひとつとしてない。 数年前に旅行で行った直島の地中美術館の中で、ごろんと大きな石の上に寝転がり、 白い額縁の中に納まる大きな空の絵画を楽しんだことを思い出す。 風が強…

まっくろいたちのレストラン

絵本としては珍しいかもしれない恋の物語です(*^-^*) 大人向けの絵本というわけではなく、子どもに読み聞かせしていると、 横で子どもが泣き出しました。 ちゃんと子供にイタチの気持ちが伝わっていたことに驚きました。 絵本を読んでいて泣かれたのはこれが…

くすのきだんちのおとなりさん

くすのきだんちシリーズの中の一冊。 今回はくすのきだんちの隣に、小さなお隣さんが越してきました。 靴の中に住んでいたのは、2匹のコオロギさん。 リリリリーコロコロと綺麗な鳴き声を響かせて、くすのきだんちの住人たちは、 越してきた小さなおとなりさ…

いつもだれかが・・・  *ユッタ・バウアー

人生とは孤独だ・・・と思っている大人に。 友達がいない・・・ひとりぼっちだな・・・と感じている君に。 子どもから大人まで読んだら、元気と幸せな気持ちがわいてくる絵本です! おじいさんが孫に、自分の人生を語り始める。 幼い頃から危ないこともたく…

なにをたべたかわかる?   *長新太

ねこがみなとで、さかなをつりあげた。 それはそれは大きな魚で、肩にひょいと担いで歩く。 ねこの体よりも大きな魚を担いで歩くねこを見たねずみは驚いた。 そのうちに、魚にぱくりと食べられてしまった。 ねこはをそれを知らない。 今度はうさぎがやってき…

ケーキがやけたら、ね  *ヘレン・オクセンバリー

小さな女の子が自分の誕生日を迎え、とびきりのサプライズ誕生日を、 自らプロデュースするお話。 女の子は誕生日ケーキを自分で1から作ることに決め、 材料から集め出します。 たくさんの動物に協力してもらいながら、にわとりさんには卵をお願いして、 く…

ちいさなヒッポ *マーシャ=ブラウン

小さなカバの子ヒッポは、おかあさんと一緒ならどこへ行っても怖くありません。 ヒッポにとって、おかあさんさえ側いれば、怖いものはありません。 あたたかい砂地も、ひなた水も、パピルスの茂みも、 かばたちは、体を寄せ合いトロトロとのんびり時間を過ご…

アルバ うつくしいうみをまもった100さいのさかな

アラスカの海岸で205歳と思われる長く生きた魚が発見され、 そのニュースがきっかけとなって作られた絵本です。 とても小さくて、しずかで、美しいうみべの街がありました。 海は青く澄み、浅瀬は太陽の光が、海のそこまで届くほど、 きれいな海です。 アル…

やさいのがっこう とうもろこしちゃんのながいかみ    *なかやみわ

ここは、おいしい野菜になるために、やさいの学校です。 今日は、新しいお友達が野菜の学校へやってきました。 長いかみのけのとうもろこしちゃん。 とうもろこしちゃんは、すぐにみんなの中に馴染み、仲良くなりました。 でも少し困ったことが。 あまりにか…

ブルーノ *まるやまなお

好きなものってどうしたらいいの? 大切にするってどういうことだろう? 犬のブルーノは、たろうくんのはいている、白くて黄色い線のはいった靴下お気に入り。 たろうくんが靴下をはいていると、足元をハムハムハム。 洗濯物からガサガサゴソゴソ探して、ハ…

サンドイッチをたべてたの、だあれ?

子ども向けに描かれた絵本なのに、大人が読んでいてとても楽しいお話でした。 こういう切り口の絵本はめずらしいような・・・ 子どもはこの絵本を読んでどんな感想を持つのか、とても興味深いです。 街中の公園の中にあるベンチに置かれていたサンドイッチを…

くだものだいすき! 

子どもの頃、スイカとメロンは野菜の仲間と聞いて驚いた記憶があります。 スイカ、メロンは、きゅうりと同じウリ科に属していて、いちごも野菜に分類される。 では、野菜とくだものの見分け方は? 木になる実は果物、土の上になるものは野菜と聞いたことがあ…

だましえだいく  *青山邦彦

新米大工のハンヅ。 今日からお金持ちの家をつくることに。慣れない仕事に一生懸命なハンヅ。 絵をよく見てみると、足場がおかしなことに。上に上がりたいのに、梯子を上ると、 下がってしまったり、細い柱がいつのまにやら太い柱になっていたり、 完成した…

ちょっとまってて!

カンガルーの子は、ママに洋服が上手く着れなくて助けて欲しいとき、 パパに上手に出来た積み木を見せたいとき、 一緒に遊んで欲しいとき、 先生に、自分の描いた花の絵の上に、ちょうちょが止まって見て欲しいとき、 『ねぇみてみて!』と声をかけると、『…

マスターさんとどうぶつえん  *アーノルド・ローベル

動物が大好きなマスターさんは、お天気のいい日は、 1日中動物園で過ごすのがお気に入りです。 動物たちもマスターさんのことが大好きで、マスターさんが動物園の門をくぐると、 ゾウはパオーンと鼻を鳴らしてごあいさつ。 他の動物たちも声高らかに、マス…

おばけパーティー

おばけなのに、驚いている姿の表紙で、これはちょっと怖いのかな?と ちょっと心配しながら読み進めました。 大きなお城で、おばけのアンリが、みんなを晩さん会に招待しました。 どんな料理が出てくるのかワクワクしながら見ていると、 まずは食前のカクテ…

おだんごスープ

おばあさんが亡くなって、おじいさんはすっかり元気をなくてしてしまいました。 食事も喉を通らず、1日中家の中で、ぼんやり過ごしています。 ある日、おじいさんは、毎日パンと牛乳を少し食べて過ごしていましたが、 またおばあさんが作ってくれた、おだん…

じぶんだけのいろ   *レオ=レオニ

おうむはみどり、きんぎょは赤色。 動物も植物も、みんなそれぞれ自分の色を持っている。 でもカメレオンは、違う。 行く場所の色によって、色は変わり続ける。 レモンの上ではきいろ。 トラの上では、トラ柄のしま模様になる。 カメレオンは考えました。緑…

わらしべちょうじゃ *いもとようこ

たろうと優しくて、働き者の若者がいましたが、 働いても、働いても、生活は苦しいばかり。ある日観音様にお願いにいくと、 観音様から最初に手にしたものを大切にするようにとお告げがありました。 お堂を出て、歩いていると、階段から転げ落ち、手の中には…

とんことり  

最近、新しい町へ引っ越してきたばかりのかなえ。 お友達もいないし、お店や、町、通りすがりの人、みんな知らない景色です。 お父さんもお母さんも荷ほどきに忙しく、一人で遊ぶかなえ。 そんな時、玄関のポストに『こんことり』という音が聞こえてきた。 …