★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

マーシャとくま

ロシアの民話。おじいさんとおばあさんと暮らす孫のマーシャは、 ある日友達と一緒に、森へきのこやいちごを取りに出かけました。 いつの間にか一緒に来た友達とひとりはぐれてしまい、道に迷っていると、 森の奥に大きな家が見えてきて、そこには大きなクマ…

ハリーのセーター

ハリーシリーズのファンです(*^^)v 黒いぶちのある白いいぬのハリーは、おばあちゃんから、 バラ柄のセーターをプレゼントされました。 でもハリーはバラ柄がお気に召さないようで・・・ 家族と一緒にセーターを着てさっそくお散歩にいくものの、 他の犬にも…

せかい いち おおきな うち  *レオ=レオニ

いつか、大きな家に憧れているかたつむりの子。 世界一大きくて、カッコよくて、立派で、美しい家に住むのが夢。 お父さんは、家は小さい程いいぞと、かたつむりの子にある昔話を聞かせます。家 昔大きなお家に憧れたかたつむりが、どんどん自分の家を大きく…

シェルパのポルパ エベレストにのぼる

安全にヒマラヤ登山をするのに欠かせない、ヒマラヤの麓で生活している山岳民族の シェルパのお話。 高地で田畑を耕し、ヤクなどの家畜を飼育しながら、登山シーズンになると、 観光客の荷物を運んだり、登山のサポートをしながら生活している。 毎日ヒマラ…

ぶんぶくちゃがま

日本中で語りつがれている昔話。いくつかのお話のバージョンがあるようです。 いろんな作品を読み比べてみるのも面白いかもしれません。 茶釜に化けたタヌキは、お寺で千人のお茶会で、窯のお湯をついでは、 どんどん湧き水のようにお湯が沸きあがり、それは…

どろんここぶた   *アーノルドローベル

お百姓さんの庭のぶたごやに住んでいるこぶたは、 食べることも、裏庭をかけまわることも、寝ることも大好き。 でも一番好きなのは、どろのなかに静かに体をしずめていくこと。 お百姓さんの夫婦は、こぶたをとても可愛がっていました。 あるあさ、おばさん…

せつぶんのおに

節分の日も近くなってきました。 私の子どもの頃には恵方巻はまだなかったように思うのですが、 最近は、恵方巻を食べるのが楽しみになっています笑 子どもの頃は、『おにはーそと、ふくはーうち』という言葉を、 なんとなく意味がわかるようで、わからない…

うらしまたろう

いじめられていた亀を助け、助けた亀の背中に乗って、竜宮城へいき、 ごちそうと、美しい乙姫の舞と、お酒と、見たこともないような美しい竜宮の景色の 中で3日間過ごしたうらしまたろうは、すっかり今までの苦しい暮らしや、 日常を忘れ、非日常の世界に、…

さかなは さかな  *レオ=レオニ

他人が自分と違うものを持っていると羨ましかったり、憧れたりするけれど、 みんな自分以外のものにはなれないし、身の丈にあった暮らし方があり、 ありのままの姿で生きることが、一番の幸せなんだよと、 人生も何度もその遠まわりをしながら、最後はきちん…

しっぽのはたらき

人間にも妊娠2か月までは尾骨というしっぽがあるそうです。 それが成長とともに進化をたどって子どもの形になっていくよう。 生まれたときには、もうそのしっぽの姿は見当たりません。 この絵本は動物のしっぽのそれぞれの働きを紹介してくれるユニークな絵…

かあさんをまつふゆ

2005年にコールデコット賞オナー賞を受賞した作品です。 時代背景は第二次世界大戦か、戦時中のお話。 アフリカ系アメリカ人の男性たちは、皆兵隊として出征していて、 エイダ・ルースの母は、出稼ぎにシカゴへ一人旅立とうとしている。 母が旅行鞄によそ行…

ゆきのひのおくりもの

中国民話がもとになったお話。 こうさぎがお腹をすかせ、雪の中で食べ物を探しているとにんじんを2本見つけました。 1本食べたら、お腹いっぱいに。 あと1本はこの雪の中きっと食べるのに困っているだろうと、 友達のこうまくんに届けることにしました。 …

おおかみと7ひきのこやぎ

グリム童話は怖いお話が多く、おどろおどろしいので、 名作が多いものの、なかなか子どもと読むのに躊躇してしまうところがありますが、 いもとようこさんの描くでグリムの世界は、 ちゃんと物語(フィクション)として小さな子どもも楽しめるところが素晴ら…

だんボールでつくろう *よしだきみまろ

段ボールは紙素材で出来ており、軽くて、丈夫で、 近年では箱としての機能に加え、あらゆる場面で活用されるようになりました。 例えば避難所では、簡易ベッドになりました。ベッドにすることで床からの距離が出来、 衛生面でも、防寒としても、またお年寄り…

びんぼうがみとふくのかみ

生活は貧しいけど、一生懸命働く家族がいました。 朝早くから農作業をして、夜は縫物や機織りをしながら、朝から晩まで若い夫婦は 子どもを育てながら働き、毎日とても幸せでした。 ある日屋根裏から降りてきた貧乏神様は、100年以上この家で暮らしていま…

りんごかもしれない 

りんごを見て、りんごと疑わない大人が見ても、『りんごじゃないかもしれない』 いや『りんごかもしれない』この思考の行ったり来たりがとても面白い絵本です。 男の子の想像力は留まることを知らない。まさに無限ループ。 食卓に見つけた真っ赤な丸い物体を…

まこちゃんとエプロン

まこちゃんはおかあさんが大好き。 おかあさんと離れたくなくて、エプロンの紐をいつも手で握りしめている。 今日も片手におかあさんのエプロンの紐を持ちながら、 洗濯物干しするお母さんを追いかけてお庭へ。 エプロンを持っていない、もう片方の手でちょ…

ひとつめのくに

めずらしいものをお客に見せる、見世物屋の男が、 旅人から、ひとつめの国があることを聞いて、さっそく探しに旅に出ることにしました。 旅人が言っていたとおり、大きな木の下に一つしか目がない女の子を見つけ、 連れて帰ろうとすると、女の子は大暴れし、…

かさじぞう 

小学校の教科書で読んで以来、いいお話だったという記憶があり、 子どもにも読ませたくて、懐かしい気持ちで手に取りました。 山奥で暮らしているおじいさんとおばあさん。 家には田んぼも畑もありません。毎日あまがさを編んで、村の人たちに売って、 どう…

あんなにあんなに ヨシタケシンスケ

『あんなに小さかったのに』 『あんなにママっ子だったのに』 『あんなに好きだったのに』 『あんなに泣いていたのに』 子育てのあんなに、こんなにがたくさん詰まった本。 赤ちゃんのときから子どもが成人して、自分がおばあちゃんになるまでが、 短いフレ…

もりの おくの おちゃかいへ

木炭画のモノトーンの世界の中に、赤色と黄色のさし色がとても印象を残す絵本。 ある雪の日、おばあちゃんの家にケーキをひとりで届けに行くことになった女の子。 雪の上にある父の足跡を追って歩きますが、途中でこけてしまいケーキの箱がつぶれて しまいま…

エルマーとサンタさん

『ぞうのエルマー』シリーズで、今回はクリスマスのお話。 サンタクロースを見たいという小ぞうたちの願いをエルマーが叶えるお話です。 サンタさんが来てくれるように、プレゼントやツリーを用意することにしました。 大きな形のいい木を見つけると、根っこ…

999ひきのきょうだいのおひっこし

『999ひきのきょうだい』シリーズのうちの1冊です。 春に999個の卵を産んだ、カエルのお母さん。大きくなぁ~れとカエルの赤ちゃんに 話しかけてます。 すると、みるみる子どもたちは成長し、池は小さくなって、もうぎゅうぎゅうです。 ついに全員で新しい大…

もうすぐママは星になる

癌という病気になったママ。ジェイミーは家族のアルバムを広げ元気だった頃のママを 思い浮かべ、家族の想い出を振り返っていると。ぽろぽろと涙がこぼれて来ます。 日に日に痩せていくママ。薬の副作用で髪の毛を失い、一緒に外に出ることも出来なく なり、…

せんせい

君のせんせいはどんな先生? いつもニコニコしているやさしい先生。 悪いことをしたら叱っていくれる先生。 ときどき馬になって、背中にのせて走ってくれたり、 ときどき鬼に変身して、みんなをおいかけて、おにごっごして遊んでくれる。 ときどきお相撲さん…

あんたがたどこさ

私が子どもの頃は子ども達が集まって、わらべ歌を歌って遊んだりしましたが、 今あまり子どもたちが手遊び歌をしている風景なども見かけなくなったなぁと思いました。 ボールを使って『あんたがたどこさ』は、『さ』というリズムの場所でボールを足にくぐら…

300年まえから伝わるとびきりおいしいデザート

ヨーロッパで最古のデザートと呼ばれるフルーツ・フール。 フルーツと生クリームと砂糖を混ぜれば完成するシンプルなデザート。 300年前から現在まで受け継がれ親しまれてきたデザートです。 16世紀頃は、生クリームを泡立てる機械もなく、小枝をひもで束ね…

たし算たんていだん

算数がすきになる絵本1。 たし算をつかって、先生の大切なチョコチップクッキーを全部たべてしまった 犯人を捜そうと、子どもたちが探偵団に。 手の指紋がいくつ見つかり、足後がいくつ見つかり、チョコのかけらやクッキーのかけらは、 先生の机に落ちていま…

ぞうくんのクリスマスプレゼント

ぞうくんが大好きな家族にそれぞれにぴったりなクリスマスプレゼントを用意しています。 ぞうくんはお母さんに、『ひみつの願いごとってある?』と聞きます。 お母さんは『バレリーナになれたらなっとずっと思っていて・・・』 と自分の夢をひみつねと言いな…

ともだちからともだちへ

元気のないクマネズミくんの元に、ある日素敵な手紙が届きました。 でも差出人の名前がありません。 クマネズミくんはこの手紙で元気を取り戻し、外にでる勇気が出ました。 そこでさっそく手紙を書いてくれた人にお礼を言おうと、友達の家を訪ねることに。 …