★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★

年間200冊読んで、人にお勧めしたいと思った絵本を紹介します♪

トイレの神様

歌手の植村花菜さんのが楽曲『トイレの神様』が生まれた、 大切な祖母との思い出&約束を丁寧に描いた絵本です。 トイレには美しい神様がいて、トイレ掃除をしていると、 自分もべっぴんさんになれるよという祖母の教えが元になっている。 思春期に祖母や家…

チョコレートをたべたさかな  

少年が橋の上からチョコレートを落とし、その茶色のかけらを食べるまで、 さかなは魚でいることに幸せを感じていた。 自由に広い水の中を泳ぎ、流れに身をまかせ、どこにでも行くことができた。 そんなある日少年が落とした、チョコレートをひとかけら食べた…

あなた

わたしではない、わたしの一番ちかくにいる”あなた”という存在。 あなたにとって、大切な”あなた”は何人いるだろう? おかあさんのお腹の中から生まれて、 わたしとおかあさん(あなた)になった。 わたしとおとうさん(あなた)になった。 それから大好きな…

めねぎのうえんのガ・ガ・ガーン!

めねぎ農園の社長すずきさんと、その会社で働く社員の実話です。 blogで紹介されているのを何件か見て、ずっと読みたいと思っていました(*^-^*) このタイトルもインパクトがあります。 めねぎとは、芽が出て間もない細いネギのこと。 農園に特別支援学校の校…

これはすいへいせん

谷川俊太郎さんと、tupera tupera(ツペラツペラ)さんのコラボ絵本。 電車が大好きな息子のお気に入りの絵本です(*^-^*) 言葉がどんどん電車の車両のように連結していきます。 『これはすいへいせん』というフレーズから始まり、言葉がどんどん連結し、 当…

にげてさがして  *ヨシタケシンスケ

人間はみんな、得意なことも、苦手なことも、好きなことも、嫌いなことも違う。 想像することが苦手な人は、時に人を傷つけてしまうことがある。 もしそんな人で出会った時には、真正面から戦わずに、すぐに逃げて。 そして、自分のことを理解し、助けてくれ…

ココとリトル・ブラック・ドレス

世界で知らない人はいないブランド。ココ・シャネル。 そのブランドをつくったココことガブリエル・シャネルの人生を描いた絵本です。 今ではシャネルのアイコンともなっているリトル・ブラック・ドレスが 完成するまでの道のりが描かれています。 孤児院で…

あるげつようびのあさ

フランスの古い民謡が元となっている絵本。 シュルヴィッツ作品らしい小さな丸枠に描かれた、あるげつようびのあさから お話は始まります。 ページをめくるごとに丸枠はしだいに大きくなっていく。 最初は小さな雨の風景。 つぎにそれが窓から外を覗いていた…

4ひきのりっぱなこぐま

4匹のこぐまに、くまのおじいさんが本を読んであげました。 その本は『りっぱなくまがするべきことがよくわかるほん』。 よく木にのぼり、よくひるねをし、よくさんぽし、よくさかなをつるべしと 4カ条が書かれていました。 こぐまたちは立派なクマになれる…

へんてこレストラン

お客さんも、コックさんも、お店も、料理もとにかく奇想天外。 ちょっと食傷気味になるぐらい、へんてこなレストランの数々・・・笑 カバの大好きなカレーレストランは、カバがテーブルに大きな口を開けると、 カバの大きな口の上に、コックさんが直接大量の…

ひとつからはじめよう

人生に行き詰ってしまって、どう歩いたらいいか分からなくなった時、 大人にも子どもにも読んで欲しい絵本です☆彡 いつだって素敵なことは、たったひとつのことから始まり、動き出すことを思い出す。 ”はなでいっぱいの にわも はじまりは ひとつぶのたね” ”…

ぶたのたね  *佐々木マキ

足が遅いオオカミが、どうしてもぶたをつかまえて、食べてみたいと思い、 キツネの博士を頼ることに。キツネの博士からもらったのはピンク色をした、 「ぶたのたね」。さっそく土に植えて、毎日早く育つ薬をふりかけながら、 楽しみに待っていると、みるみる…

くすのきだんちのなつやすみ

くすのきだんちの管理人のモグラのもぐは夏休みも大忙しです。 くすのきだんちの住人のキツネさんは、音楽家で、今日から演奏旅行で留守にします。 もぐが見送りに出ると、今度はかけすの家族が海水浴でお出かです。 昨日はかえるさんが水泳の合宿へ出かけ、…

がっこうだってどきどきしてる

最近建てられたばかりの新しくピカピカの建物は、 自分ががっこうという建物だということを知った。 でも、まだ生まれたばかりだから、がっこうがどんなところか知りません。 教室の中をそうじしている用務員さん。 がっこうは用務員さんが住む場所なんだと…

ねむいねむいねずみと どろぼうたち

佐々木マキさんの「ねむいねむいねずみシリーズ」。 いつも旅をしているねずみは、ねむくてねむてく仕方がありません。 ちょっと休もうと、誰も住んでいないような、ぼろぼろな家を見つけ、 床に落ちていた靴下の中に潜り込んで眠り始めました。 するとそこ…

エディのやさいばたけ

自分の畑をつくってみたいとエディ。 ママも、エディの提案に大賛成。みんなでガーデンショップに行って、 色々な種と、土と、植木鉢を買い集め、畑づくりの始まりです。 野菜は土から、雨から、空気、太陽からたくさんの栄養をもらって大きくなることを 知…

勇者のツノ

化石が語るトリケラトプスのお話です。 草食恐竜の中で、一番大きく、最強と呼ばれているトリケラトプスは、 唯一肉食恐竜で獰猛なティラノザウルスと戦うことができた恐竜と言われています。 化石から、角にティラノザウルスの歯型がついているもの、 えり…

トマトさん

ずっと気になっていた絵本。 表紙から、はみだすほどの大きな大きなトマト。 トマトってこんな顔していたのかな?なんて立ち止まりながら。 夏の太陽に負けないぐらい、真っ赤な顔をしているトマト。 でも、トマトだって夏はやっぱり暑い。 ミニトマトたちは…

1日10分なるほど国旗のお話絵本

大人の私も国旗を見て、どの国か言い当てることはできても、 その国旗が出来るまでの成り立ち、国旗が持つ意味までは知りませんでした。 当然のことながら国旗には意味があり、その国の歴史を物語っています。 それを子どもにも分かりやすく、簡易的に伝えて…

わたしとあなたのものがたり

教室に肌が黒いのは私たったひとり。 学校で奴隷制度を学んだとき、この場から消えてしまいたい、 逃げてしまいたいと思った。 でも、今ここで学ぶことができる喜びも実感している。とても有難いことなのだと。 肌の色や人種、他人の目にどう映るかを気にす…

おにのめん

落語絵本シリーズ『おにのめん』は、親元を離れてあらもの屋へ奉公にいく娘の話。 奉公先にあるお面が、実家の母の顔に似ていて、旦那さんにお面をいただき、 そのお面を大事にたんすにしまい、 時々覗き見ては、遠くにいる母を想い、日々仕事を頑張っていま…

おとなりさん

赤い屋根の家に一人で住んでいるニワトリさん。 食べて、遊んで、食べて、遊んで、食べて、寝る、気ままな一人の生活。 そんなある日、青い屋根の家のおとなりさんに、誰かが引越してきたようだ。 でも、昼間何度も家の周りをニワトリさんが歩いても、おとな…

ママ、ママ、おなかがいたいよ

美しい切り絵の影絵芝居が観劇できる絵本。 帽子を探しているお母さんのもとに、お腹がパンパンに膨れ上がった男の子が、 『ママ、お腹が痛いよ!はやくお医者さんを呼んで。』と悲痛な叫び。 すぐにお医者さんを呼んで診察をしてもらうと、 膨れ上がったお…

ババールのしんこんりょこう

黄色い気球に乗って、幸せな新婚旅行かと思っていたら、 ババールとお妃セレストの大冒険のはじまりでした。 みどりが豊かなゾウの国を旅立ち、綺麗な町の風景や、青い海を楽しんでいた二人。 そこへ突然嵐がやってきて、ババールたちを乗せた気球は、小さな…

ウサギのすあなにいるのはだあれ?

ある日、ウサギが自分の巣穴に戻ってくると、 なにやら中から声が聞こえてきて、 「はらぺこぴょんがぶりん、ウサギの耳がだいこうぶつ。ちょっきんときって、くっちゃうぞ~」 ウサギは一目散で逃げます。 そこへ猫がやってきて、助けてあげようとしますが…

フラニーとメラニーしあわせのスープ

森でスープ屋さんを営む、うさぎの姉妹フラニーとメラニー。 姉のフラニーのスープは森で美味しいと評判です。 妹のメラニーは砂糖とお塩を間違えたり、失敗ばかりです。 どうしたら美味しいスープを作れるのだろう?落ち込んでいると、 料理上手のうしのフ…

ほしのおうじさま

大人になってから読んだ原作の星の王子様。 人生を生きるのに大切なことがたくさん散りばめられているシンプルな文章。 シンプルだからこそ、解釈が難しいところもあり。 これを絵本にするとどんな感じなのだろう? 子どもに伝わるかな? と思いながら借りた…

ぼくはうちゅうじん

宇宙人のお話かと思いきや、美しい宇宙と星座のお話でした。 家族でキャンプにきていたボクは、夜明け前に起こしてもらい、 パパとママと夜空を見ながら宇宙や星座の話をしている。 子どものころは、今自分がいる世界が全て、地球は果てしなく大きく、 地球…

おばけのえんそく

おばけのかぞくシリーズの第5弾。 いつもおばけって昼間はどうしているの? おばけってどんなご飯を食べているの? 幼稚園や学校にはいっているのかな? おばけはどんなお仕事をしているのかな? そんなおばけの暮らし、おばけの世界を描く、楽しい絵本シリ…

さんびきのこぶた

イギリス民話で有名な『さんびきのこぶた』。 誰もが知っているあの名作。学芸会などでもよく扱われる題材。 文章を書いているロベルト・ピウミーニは北イタリアの出身で、 教師から、俳優を経て、作家デビューしたという異色の経歴の持ち主。 色んな世界を…